広報担当アオバさん
「アオバトの谷PROJECT」の広報担当をご紹介します。
ぬいぐるみの「アオバさん」です。
アオバさんはアオバトによく似たぬいぐるみです。あくまでぬいぐるみなので、アオバトとは違って臆病ではないし人前でも堂々としています。
アオバさんが生まれるまで
アオバさんは、イラストレーター/ぬいぐるみ作家の佐藤穂波さんの手により生まれました。温かみがあり、思わず触りたくなる作品を制作される作家さんです。
広報用のぬいぐるみの制作としてご依頼したところ、快いお返事を頂き、さらにメイキングも公開して良いと許可を下さったので、アオバさんが出来るまでの過程をご紹介します。
1.イメージを伝える
まず初めにこちら側のイメージを伝えるためにラフなイメージイラストをお送りしました。丸いゆるっとした感じで、自立する形でお願いしました。
2.佐藤穂波さん側からの提案
1のたたき台をみたうえで、佐藤さんから頂いた提案がこちらになります。
悩みどころその1:足をどう表現するか
ぬいぐるみに足をつけると形が複雑になるので、いっそ足を無くして、丸いフォルムにしてしまうのはどうかと提案したところ、佐藤さんより「足のモフモフかわいいのでぜひやりたいです…!」とご意見をいただきました。
アオバトの腿は、ドバト(カワラバト)やキジバトよりもふさふさした毛が生えているのが特徴です。
作家目線から見ても、ここの毛はチャームポイントに感じるようなので、やはり足をつけて、モフモフ感を表現してもらうことにしました。
悩みどころその2:しっぽの模様をどう表現するか
さらにアオバトの特徴はしっぽの後ろの模様。
ぬいぐるみの裏を見せる場面はほぼないと思いますが、他のハトには無い特徴なので、できることなら表現したい部分です。
刺繍で表現するのはどうかと相談したところ、刺繍では不自然になってしまうとのこと。佐藤さんから、白黒のファーを狩り込んだらそれっぽく見えるのではと提案をもらい、それを採用することにしました。
3.制作過程
以上のポイントをすり合わせて、あとは佐藤さんのセンスにおまかせしました。
こうして完成した広報担当アオバさん
正面 目は刺繍でやさしい印象 おしりの模様はこんな表現 足のモフモフも力強く 後ろ姿 ちらりと見えるピンクの足
アオバさん完成です。
なにか考えているようでなにも考えていないような、どこかとぼけた印象の、かわいらしいぬいぐるみになりました。これから広報としてバリバリ働いてもらうのが楽しみです。
広報担当アオバさんをよろしくお願いします
今後、写真を通じて、アオバトの谷の現場のことや、ツアーの雰囲気、上野村周辺の観光地や食事処などを紹介してもらう予定です。
どうぞよろしくお願いします。
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